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Xiaomi12S Ultra カメラレビュー!【vivo X80 Pro、Mi11 Ultraと比較】

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2022年7月に発売されたXiaomi12S Ultra。Xiaomiとしては1年4か月ぶりのカメラフラッグシップスマホです。今回はそのXiaomi12S Ultraのカメラを、昨年のカメラフラッグシップである「Mi11 Ultra」と、現時点で低照度を中心に最強と言われている「vivo X80 Pro」と比較してみました。なかなか面白い結果になりましたので、ぜひ最後までご覧ください。

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スペック比較

Xiaomi12S UltraMi11 UltraX80 Pro
メインカメラセンサーSONY IMX989Samsung GN2Samsung GNV
センサーサイズ1インチ(1.02インチ)1/1.12インチ1/1.31インチ
f値f/1.9f/1.95f/1.57
画素数5000万画素5000万画素5000万画素
超広角センサーSONY IMX586SONY IMX586SONY IMX598
センサーサイズ1/2インチ1/2インチ1/2インチ
f値f/2.2f/2.2f/2.2
画素数4800万画素4800万画素4800万画素
倍率0.5x(128°)0.5x(128°)0.6x
望遠カメラセンサーSONY IMX586SONY IMX586Hynix Hi847
センサーサイズ1/2インチ1/2インチ1/4.4インチ
f値f/4.1f/4.1f/3.4
倍率5x(120mm相当)5x(120mm相当)5x(120mm相当)
画素数4800万画素4800万画素800万画素
中間望遠センサーIMX663
センサーサイズ1/2.93インチ
f値f/1.85
画素数1200万画素
倍率2x(50mm相当)

まず、この3機種はメインカメラのセンサーが異なります。一番巨大なセンサーを積んでいるのはもちろん12SUで、スマホ用センサーとしては世界最大の1インチセンサーを搭載しています。次にMi11Uで、こちらも1/1.12というかなり大きなセンサーを搭載しています。そして一番小さいのがX80Proで、1/1.31となっています。ただしX80Proは最もf値が低いです。超広角は各社ほぼ同じです。vivoはIMX586をカスタマイズしたIMX598を使っているくらいです。あとはMi11Ultra、12SUはX80Proに比べてやや画角が広めです。望遠はMi11U、12SUがほぼ同じで、48MPのIMX586となっています。X80ProのみがHi847という豆粒センサーとなっており、さらにそれとは別に2xの中間望遠を搭載しています。こちらがIMX663というセンサーで、こちらも非常に小さいセンサーです。

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作例比較

それでは、さっそく比較していきます。今回検証に使用したスマホのバージョンは、Mi11 Ultraが「MIUI Global 13.0.7」、X80Proが「PD2185B_A_12.0.12.5.W10.V000L1」、Xiaomi12S Ultraが「MIUI 13.0.4」です。いずれも2022/7/21時点で最新のバージョンを使用しています。また、基本的にHDRはオート、星空モード以外の検証では三脚は使っていません。

【検証1】極低照度(夜景モード)

いずれも夜景モードで撮影。上がXiaomi12S Ultraです。夜景モードの時はLeicaのフレームは表示されないんですね。ということは夜景モードはLeica監修ではないんですかね?

やはり極低照度ならばX80Proが圧倒的に強いです。12SUも強いという話でしたが、まだまだですね。ここは光源が水銀灯になるのですが、Mi11Uはその水銀灯の緑色になってしまっている一方、X80や12SUではうまくホワイトバランスが調整されていますね。

【検証2】星空モード

一番上がXiaomi12S Ultraです。まだまだ最適化が甘いせいか、一番暗いのが12SUとなりました。Xiaomi端末の場合、三脚検知機能がなく、星空モードもせいぜい30秒程度で撮影してしまうので暗くなってしまいますね。逆にvivoは三脚検知機能が搭載されており、星空モードだと2分程度かけて1枚を撮影するので、そこの差が出ているかなという感じです。

【検証3】低照度+光源+HDR

ここも12SUはあまり良くない結果になりました。Mi11 UltraやX80Proでは階段が見えていますが、12SUではほとんど見えていません。また、水銀灯周りの白飛びが一番激しいのも12SUです。いずれもHDRはオートです。HDRはMi11 Ultraのみ強制的にHDRを使うモードが搭載されています。それ以外はHDRはオートかオフのみです。

【検証4】夕方低照度オート

X80は撮り忘れです・・・。ここは12SUの方が圧倒的に良いと思います。手前の黒潰れもないし、なんとなく色味も良い感じです。ただ何となく四隅が暗くなっているのが少しだけ気になりますね。

【検証5】夕方低照度オート+超広角

超広角に関してはどちらも同じセンサーのため、それほど大きな差はなさそうですね。ただ全く同じというわけではなく、Mi11Ultraの方がやや明るくなっています。

【検証6】ペリスコープ夜景モード

1枚目がXiaomi12S Ultraです。Xiaomi12S UltraとMi11 Ultraでは、MIUI13から(?)夜景モードでペリスコープが使用できるようになりました。明るさを問わず、夜景モードにすると5x以上の望遠で強制的にペリスコープを使用します。これは他のメーカーではあまり聞いたことがない機能です。ペリスコープはどちらも同じセンサーなので大差ありません。しかし、Xiaomi12S UltraのペリスコープはMi11 Ultraと比べて圧倒的にOISが強力になっているので、多分12SUの方が手振れに強いと思われます。

【検証7】洞窟その1

この暗さだとvivoが無双してきますね・・・。これ以上暗い場所ならvivoしか撮れないです。しかし12SUはMi11Uと比べてかなり改善されているのがよくわかります。というのもMi11 UltraはISOの上限が800なのに対し、12SUではその上限がなくなったのでかなり低照度には強くなったと思います。

【検証8】洞窟2 HDR+光源

これくらいの明るさだと大差ないですね。ただMi11 Ultraは光源周りに少し違和感があります。ただ黒潰れの面積が一番小さいのもMi11 Ultraです。12SUとX80はかなり似ています。

【検証9】ペリスコープ+HDR

Mi11 Ultraだけ黒潰れが激しいですが、あとの2つは同じくらいです。X80は明るいですがディティールが甘いですね。ここは12SUが一番いいと思います。

【検証10】レンズフレア検証

Xiaomi12S Ultraは発表会で「レンズフレアを抑制するコーティングをしてある」と言っていた通り、Mi11Uと比べてレンズフレアはあまり出ていません。しかしX80 Proの方がレンズフレアが出ていませんね。X80よりXiaomiの2機種の方がなんとなく寒色系が強めに出ていると思います。X80は全体的にオレンジ色が強いです。

【検証11】低照度+HDR+超広角

ここは圧倒的vivoでした。12SUは黒潰れしている面積が多いですね。Mi11Uは色味が少し変です。一方X80 Proは他の2機種で黒潰れしている部分がほとんど黒潰れしておらず、色味も自然です。

【検証12】青色の光源

ここも12SUとvivoの写真が似た感じになりました。Mi11Uは白飛びが激しいですね。白飛びを一番抑えているのはvivoですが、個人的には12SUの方が好きですね。なんとなく色味が良い感じがします。

【検証13】望遠(5x~)

↑Xiaomi12S Ultra

↑Mi11 Ultra

↑X80 Pro

いずれも5x→10x→30x→50xの順です。豆粒センサーのX80 Proは10xが実用限界ですね。論外。そしてMi11Uと12SUの比較ですが、解像度はほとんど同じです。しかしややMi12SUの方がいいかな・・・?という感じがします。色味は全然違いますね。Mi11Uは全体的に青色か緑色っぽくなっており、少し色味に違和感があります。12SUはそれに比べればかなり違和感のない仕上がりです。

【検証14】3x/4x/4.9x比較

いずれも3x→4x→4.9xの順です。Mi11U、12SUは3xからペリスコープで撮影したものを合成するため、4.9xでも解像度はかなり良いです。一方、X80Proの4.9xは純粋なメインカメラのデジタルズームになるので、かなり解像度が悪いです。一方、3xは中央部分のみペリスコープで撮影した写真を合成しているので、よく見ると合成の境界線がはっきりと見えます。これは評価が分かれるところですが、Xiaomi12S Ultraの場合、1xから5xまでとてもシームレスに動くので、個人的には合成してくれる方が良いです。X80Proの中間望遠は正直解像度が良くなく、X80 Proではf値も大して低くないので、本当にいらないです。

【検証15】近距離望遠

いずれも25x程度で撮影。やはりX80Proは解像度が圧倒的に不足していますね。11Uと12SUはそれほど変わらないように見えますが、Mi11Uの方がノイズが少なく感じます。

【検証16】2xポートレート

Xiaomi12SUとMi11Ultraは被写体が人間以外でもポートレートモードが動作してくれますが、X80 Proは人を認識しないとポートレートモードが使えない厄介な仕様になっています。そんな余計な仕様は本当にいらないですね・・・。11Uと12SUを比較すると12SUの方がシャドウが薄い気がします。

【検証17】ペリスコープ最低撮影距離

いずれもマニュアルモードでペリスコープに固定して撮影。X80Proはセンサーサイズが小さいのでXiaomiに比べれば最短撮影距離が短いです。Xiaomi12SUの色味が本当にいい感じです。

【検証18】ペリスコープ+背景ボケ

いずれの機種もペリスコープの開口部が四角形なので、ボケも四角形となり少々不自然です。なんとなく背景はボケというより機械的なモザイクに見えますよね・・・。X80Proはセンサーサイズが小さいので背景があまりボケていません。色味としてはX80Proが一番明るいですね。逆にMi11Uは暗めです。12SUはその中間ですね。

【検証19】マクロ

いずれも超広角マクロ2xで撮影。Mi11Uではマクロ手動切り替えしか対応していませんでしたが、12SUではマクロ自動切換えに対応。距離が近い被写体を認識すると自動的にマクロモードに切り替わります。もちろんこれをオフにすることも可能です。ですがマクロはまだvivoの方がいいですね。vivoはもともと自動切換え対応ですし、12SUはマクロの自動切換えON/OFFを変更するためには設定画面から行う必要がありますが、vivoはカメラ画面からON/OFFを設定することが可能です。また、最低撮影距離もvivoの方が短い気がします。

【検証20】赤い花

赤い花は色味が破綻しやすいので毎回毎回検証しています。個人的にはX80が一番いいですね。Mi11Uはやはり赤い花の部分が一色で塗ったような見た目で良くないですね。12SUはその中間くらいになると思います。

【検証21】HDR

X80は撮り忘れです。まずレンズフレアは12SUの方がややマシかなという感じですが、それほど変わらないですね。拡大してみるとMi11Uの方がHDRはよさそうな気がします。ただ11Uは全体的に暗めなので、色味だけ見れば12SUの方がよさそうですね。

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【まとめ】Xiaomi12S Ultraは大変化を遂げた

Mi11 Ultra→Xiaomi12S Ultraで特にメインカメラは写真の傾向というか、撮れる写真が良い意味で全然違うなというのが正直な感想です。Mi11 UltraではDxOmarkと手を組み、特に低照度環境においてはISO感度の上限値を低くし、「明るく撮る」よりはノイズの少ない写真を撮ることに注力していたと思います。しかしDxOとの提携関係を解消(?)し、新たにLeicaと手を組んだ12S Ultraは、低照度環境においてはISO上限値が800から12800に上がり、より明るく撮れるようになりました。それからついにマクロ自動切換え機能を搭載しました。その結果、Xiaomi12Sの写真はMi11Uよりvivo X80 Proに近い写真が多かったです。vivoが強いのは言わずもがななので、これは当然良い傾向です。それでいてMi11Uの強みであった解像度などはそのままなので、カメラはかなり強くなったと思います。まだまだ低照度性能はvivoに敵いませんが、それでもこれだけ撮れれば十分でしょう。vivoは望遠が弱いという致命的欠陥があるので、トータルの性能ではvivoより12SUの方が上だと思います。

とはいえvivoとの方向性の違いを感じる部分もありました。vivoの写真はそのままで映えるというよりは「編集してね!」という感じの写真が多いです。一方、12SUは撮ったままで十分に映える写真が撮れます。これは好き嫌いが分かれるところだと思いますが、編集が面倒な人は12SUが良いと思います。

とにかくXiaomi12S Ultraは、個人的にこれまで使ったどのスマホより私の理想に近い写真が撮れるスマホでした。これは本当に凄いです。デザインも良いと思いますし、VoLTEも使えます。間違いなく1年間はメイン機として使うことでしょう。最上級構成を買って正解でした。

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